§14.一般角柱磁石により作られる磁界

1)一般角柱磁石の定義

一般角柱磁石と磁化

Fig.14-1に一般角柱磁石の定義を示す。磁石の上面の中心を原点としaXa,   -b Yb   の範囲で磁石上面が定義されているものとするまたZ方向の長さは 2c とする。
これが一般角柱磁石の固有座標の定義とする。
磁化Mは、磁石内部で一定と仮定し、極座標表示で(θ  ,  φ ) の向きで、大きさMとする。(Fig.14-1参照) この時、各6つの面に現れる磁化の大きさは、各面毎に一定となりFig.14-1に示したように各面の表面磁化 は上、下、左、右、前、後の順に

Mcosθ ,-Mcosθ , -Msinθsinφ ,  Msinθsinφ , Msinθcosφ , -Msinθcosφ 式(14-1)

となる。

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公開日:2013年10月14日      更新日:2023年10月16日   
作成者:児島 伸生
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