§19.パーミアンス係数
2)パーミアンス係数の一般化式
パーミアンス係数とは、磁石のB-H曲線上のどのポイントで磁石が動作しているかを表し
式(18-28)
と表される。ここで添え字dは動作点を意味している。Fig.18-1で示されているB-H曲線において横軸である H 軸は磁石の容易軸方向にかけられた磁界の大きさであることに注意する必要がある。これは式(18-28)で示されている 及び は磁化容易軸方向の磁場 B及び磁界 H の成分である事を意味している。
これらより、式(18-27)を用いれば式(18-28)は、一般的に表式化でき、
式(18-29)
と表すことができる。
これを成分表示で表すと
式(18-30)
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公開日:2014年8月17日 更新日:2023年10月16日
作成者:児島 伸生
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